アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパン(東京都品川区)のフランチェスコ・クレシ代表=写真=は13日、ランボルギーニのオーダーメイド車の提案・受注に特化した世界で2番目の常設拠点「ラウンジ東京」(仮称)を2020年半ばに東京都港区に開設すると発表した。世界3大市場と位置付ける日本国内にブランド発信拠点を構え、スーパーカー市場での存在感を高める。

 都内で開かれた報道陣向けイベントで発表した。クレシ代表は「2020年の東京はオリンピックが開かれ、世界中から注目される。その東京の主役の一部になりたい」とし、新拠点がニューヨークに次ぐ世界2番目の常設拠点になると説明。東京五輪開幕前の20年5~6月のオープンに向けて準備を進めている。

 新拠点は、地上3階、地下1回の規模。オーナーの希望に応じてカスタマイズする「アドペルソナム」を専門的に扱う。このほかランボルギーニの世界観を発信する拠点としての役割担う。

 さらにクレシ代表は2019年の世界販売台数が前年の5750台を大きく上回る8千台超になると発表。日本国内での販売も前年比16%増の650台になるとした。