パッケージ化で提案を進めるボッシュ

大手外資系サプライヤーが燃料電池車(FCV)向けの製品提案に再注力している。中国や欧州を中心に拡大する環境規制を背景に、〝究極のエコカー〟と言われるFCVの需要拡大を視野に入れる。1990年代後半から2000年代初頭にかけて米ゼネラル・モーターズ(GM)や独ダイムラーなどがFCVの開発を活発化したことで起きた燃料電池ブーム。各社ともその再来に備え…