ものづくり現場の人手不足が問題となっている中、頼もしい存在が「東京モーターショー2019」で確認できる。子ども向け職業体験型施設「キッザニア」とコラボレーションした「こども達が働く街」では、未来のものづくりマイスター候補が、クルマづくりを体験している。

ダイハツ工業のブースでは、フロントフェンダー、ヘッドライト、バンパーを順に組み付け「コペン」を組み付ける。普段、コペンを組み立てている作業者がトレーナーとなって約30分間、実技も含めて子ども達を指導する。

作業後はライトの点灯やルーフの開閉など、完成検査でしっかりと品質を確認する。「こんな大きいモノをつくったのは初めて」と合格した検査証を手に、笑顔で記念写真におさまっていた。