トヨタ自動車労働組合(西野勝義執行委員長、組合員6万9千人)は19日、愛知県豊田市で第86回定期大会を開き、来年の春闘に向けた運動方針や予算案などを決めた。賃金の総額要求や一時金の年間協定などを堅持しつつ、新設した労使専門委員会で論点をできるだけ絞り込んで来春の交渉に臨む考えだ。西野委員長は「組合員の皆さんが意識を変え、行動に移せるかがカギを握る…