SIPの業務委託を受けた金沢大学はレクサスをベースにLIDAR5台、ミリ波レーダー9台、カメラ11台を搭載した改造車で万全の実験体制を整えた

大学研究室が、自動運転や軽量素材の実用化に向けた国家プロジェクトで存在感を増している。内閣府が主導する自動運転車の実証実験では今秋、インフラ協調型システムの環境整備に欠かせないセンサーデータの収集・検証を金沢大学が受託。また、京都大学が代表事業機関を務める環境省の車体軽量化プロジェクトは、植物由来の軽量素材「セルロースナノファイバー(CNF)」を…