経済産業省は8日、2019年10~12月期の粗鋼生産量が前年同期比0・1%減の2569万㌧となる見通しだと発表した。前年同期を下回るのは6四半期連続。自動車などの製造業部門は、貿易摩擦や中国経済の先行き不透明さ、消費増税後の反動減などが国内需要にマイナスの影響を与える。19年10~12月期の鋼材需要量は前年同期比2・9%減の2292万㌧となる見通…