JSRは3日、乗用車タイヤ用に強度や耐摩耗性、耐久性を大幅に改善した新たなスチレン・ブタジエンゴム(SBR)を開発したと発表した。自動車業界の技術革新が急速に進み、タイヤ材料に二酸化炭素排出量を低減する低燃費性能の向上とともに強度や耐摩耗性、耐久性の向上も求められることへの対応を図った。独自の分子設計技術と水素添加技術を組み合わせ、不飽和結合数を…