後席シートベルトの着用が義務化されて10年以上が経つが、着用率は依然として上がっていない。警察庁と日本自動車連盟(JAF)の調査によると、一般道におけるシートベルトの装着率は運転席の98・8%に対し後席は38・0%に留まり、今なお3人に2人はシートベルトを装着していない状態だ。シートベルト非着用による被害の拡大は被害者の過失とされるため、被害者で…