日産自動車は25日、経営改善に向けた具体的な事業構造改革方針を打ち出した。主力の北米市場の業績不振を受けて、5月に発表した2022年度までの経営方針に対し、生産能力の縮小幅や人員の削減数を増やす。また、グローバル生産能力を60万台引き下げるとともに稼働率を17%引き上げ、モデル数は18年度比で10%以上削減して、コスト低減を加速させる。中期経営方…