製品の選別は取引先の事業効率化にもつながる(イメージ)

デンソーが採算改善が見込めない製品や事業の選別を戦略的に進めている。CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)領域の開発負担が膨らむ中、事業の効率化を進めるとともに浮いた人材や設備を成長領域へまわすのが狙い。政府が取り組むサプライチェーン(供給網)内の取引慣行改善にもつながりそうだ。同社はこれまでも古くなった自動車の補給部品などにつ…