新型N-WGN(ノーマル仕様)
ホンダは6月7日、ハイトワゴンの軽自動車「N-WGN(ワゴン)」をフルモデルチェンジして今夏に販売開始すると発表した。先行予約の受付を開始する。
新型N-WGNは使いやすさと快適性にこだわった。大柄の人でもベストな運転姿勢をとれるように、ハンドルの位置を前後/上下に調整できるようにしたほか、運転席は前後の位置に加え、高さも調整できる。
ラゲッジルームは上下2段に積み分けができる2段ラックモード、重くて大きい荷物を収納できるローフロアモード、段差のないビッグラゲッジモードに切り替えることが可能で、シーンに合わせてアレンジできる。
衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制機能、オートハイビームなど、先進的な安全装備のパッケージ「ホンダ・センシング」を標準装備する。前方車両に追従するACC(アダプティブクルーズコントロール)には、渋滞追従機能を追加、高速道路での渋滞によるノロノロ運転のストレスや疲労を軽減する。
また、坂道や信号待ちで停車した時、ブレーキから足を離しても停車状態を継続し、アクセルオンで自動解除される再発進できるオートブレーキホールド機能や、車両後進時、センサーが後方の障害物を検知して警告するパーキングセンサーシステムも採用る。
ホンダのスーパーハイトワゴンの「N-BOX」が国内のモデル別新車販売台数が2年連続トップとなっているのに比べてN-WGNは存在感が今一つだ。新型車の投入で、ハイトワゴン市場でのシェアアップを図る構え。