日本電産は、“米中貿易戦争”の対応策として中国から米国に出荷していたモーターをメキシコからの輸出に切り替える。2018年度中にメキシコ工場に総額200億円を投じ、パワーステアリングなど車載向けや家電用モーターの生産能力を倍増する。一方で中国拠点では、同国内の電気自動車(EV)化に対応した増産投資を実施する。米中双方が追加関税をかけた結果、中国から…