スキャンツールは車検にも欠かせない機器となる

今年度の外部故障診断機(スキャンツール)補助金が公募受付終了日を待たずに底をついたのは、次世代自動車に対する整備事業者の危機感の表れとも言える。バッテリー交換ですらスキャンツールがないと難しい車種も出始めた中で、国は車載式故障診断装置(OBD)を使った自動車検査(車検)を2024年度にも始めるとともに、カメラやセンサーを分解整備項目に入れる方向で…