豊田社長

■ハイテクと車づくり二正面作戦を本格化トヨタ自動車の豊田章男社長は14日の株主総会で、「攻めと守り」というフレーズをたびたび用いて今後の経営方針を語った。「攻め」の主体は人工知能(AI)や自動運転に代表される新領域への進出。「守り」の軸はトヨタの屋台骨を支える車づくりの改善だ。そこには、1千万台級のフォルクスワーゲンなどとの業界内競争に勝てばよい…