限られた自動車ユーザーを多くの整備事業者で囲い込む厳しい競争が続く―。日本自動車整備振興会連合会(日整連、橋本一豊会長)は2016年度「自動車整備白書」の中で、こう指摘する。16年度の総整備売上高は前年比2・2%減の5兆3944億円となり2年連続のマイナス。アベノミクス効果が一般家庭にまで波及せず、実質的な可処分所得の減少が続く中で、支出抑制を強…