日本とEUの経済連携協定(EPA)交渉が正念場に立たされている。19日から欧州を歴訪中の安倍晋三首相は、メルケル独首相ら各国首脳と早期合意を目指す方針で相次ぎ一致。日本としてはEUとのEPA締結を通じ、トランプ米政権の保護主義をけん制しつつ、米国の関心を環太平洋経済連携協定(TPP)など多国間の枠組みに戻したい考えだ。ただ、欧州の政治日程をにらん…