ホンダは世界の生産能力の余剰を2018年度をめどに解消する。米中2大市場での販売拡大に加え、地域間の生産移管やタイでの一部ライン休止により、工場稼働率を適正レベルの9割に高める。同社は世界販売を600万台に拡大する目標を12年度に掲げ、生産能力を555万台まで拡大したが、新興国市場の減速によって生産能力に余剰が出ていた。販売動向にも左右されるもの…