創設以来７０年近い歳月を経て、ようやく恒久減税が実現する自動車税。その一方で、自動車関係諸税を抜本的に見直す考えが２０１９年度の税制改正大綱を決定した与党内で浮上した。大綱には「課税のあり方について、中長期的な視点に立って検討を行う」と明記された。具体案として有力なのが自動車の走行実績に応じて課税する方式（走行距離課税）だ。環境や道路損傷への影響…