ドアラッチ最大手の三井金属アクトは現在、モロッコでの新工場建設のほか、世界中にある生産拠点の再編に取り組んでいる。キーワードは、「現地化」と「供給体制の最適化」だ。大野寿宏グローバル企画本部長兼事業企画部長に話を聞いた。―メキシコ拠点の状況は「北米向けにサイドドアラッチの部品製造を手がけている。一部、タイからも北米に出しているが、将来的には全量を…