三菱ケミカルホールディングスの越智仁社長は、28日に開催された記者懇談会で、素材メーカーによる部品メーカーなどのM&A(企業の合併と買収)が加速している現状について「従来、同業者同士のM&Aが主流だったが、今後は、われわれが顧客の設計ニーズをより理解して供給していく必要がある」とした。このためには「素材を作るだけではなく、川下を理解するためのM&…