秋田大学大学院で電気電子情報システム工学を専攻、2010年から徳島大学などで活躍。医療用画像の診断情報の研究で培った知見を散漫運転の検出に役立てる

ドライバーが焦りやイライラによって注意散漫となり、認知・判断を誤る「漫然運転」が交通事故の重大な要因として問題になっている。徳島大学大学院の、伊藤桃代講師は、ドライバーの漫然運転の検出手法を研究、その実現により事故の未然防止につなげることを目指している。先進運転支援システム(ADAS)の高度化とともに、「レベル3」などの自動運転で操作をドライバー…