検査ラインにモバイル端末を導入するなど、人件費の安さと品質の両立を目指す

三菱自動車の生産拠点として最大規模を誇るタイ・チョンブリ県のレムチャバン工場。タイ国内市場向けに加えてグローバルの供給拠点としても重要な役割を担っており、立地を生かしたコスト競争力の高さを強みとする。一方で世界的な環境規制の強化を背景に電動車の生産も視野に入れるなど、コストだけでなく新技術への対応力も求められている。1961年に操業したレムチャバ…