マツダは、新型「CX―8」を国内の顧客防衛率を高める戦略車種に据える。中・小型車が中心の新世代商品に多人数用途の3列シートクロスオーバーSUVを加え、これまで課題だった子育てファミリー層の他銘柄ミニバンへの流出に歯止めをかける。2016年末時点で約50%だった顧客防衛率を18年末に60%台まで引き上げ、ブランド価値経営の推進のもとで安定的台数成長…