化学メーカーの蘭DSMは9日、車載電子ユニットの小型化に向けて開発したポリフタルアミド(PPA)樹脂を発表した。コネクター用の樹脂で、ガラス転移点をセ氏160度に引き上げ耐熱性を高めるとともに、耐薬品性などを確保した。コネクター本体を薄肉化してもエンジンルーム内での連続使用に耐える強度・特性を実現し、ユニット全体の小型化を可能にした。素材段階では…