日産自動車が27日発表した2018年3月期第1四半期(4~6月)決算は、売上高が2年ぶりに増加したものの、原材料価格の上昇と販売費用の増加により、営業利益、当期純利益が2期連続で減少した。田川丈二常務執行役員は「米国での競争激化が販売費用の増加につながった」と話した。販売台数は各地域で増加したものの、米国で販売費用がかさんだほか、「中国や中東が思…