日本格付研究所(JCR)は19日、民事再生法の適用申請に向けて調整している自動車部品大手タカタの長期格付けを3段階引き下げたと発表した。債務不履行に陥る危険性が極めて高い「C」の水準となる。タカタは欠陥エアバッグのリコール(回収・無償修理)問題で経営難に陥っている。JCRは経営再建計画の策定などを踏まえ、さらなる格下げも検討する。