内装大手のトヨタ紡織は、足元の生産性・収益力の向上と、電動化・自動化した将来のクルマに貢献できる技術力強化という、二つの経営課題に向き合う。トランプ米政権の発足など、外部環境の変化に過度に反応することなく、付加価値ある製品を造るサプライヤーになるための「実行」に集中する意向だ。―2017年の取り組みの重点は「昨年策定した中期経営実行計画の“実行”…