鬼怒川ゴム工業は、経営基盤の強化に向けて、生産品目の絞り込みに着手する。現在の受注状況をベースに採算性を精査、これらを取引先とさらに精査しながら順次、収益力の低い部品の生産を取りやめていく方針だ。とくに競合品に明確な優位性を打ち出しにくい分野を重点に見直しを進めることによってロスを削減し、収益力の向上に結びつける。同社の中期の経営戦略では、ゴム素…