2016年度第1回の運行管理者試験が8月28日に迫り、バス・タクシー業界から7千人規模の受験者が挑戦する。1年前の合格率が17・5%と低く、今年3月実施の前回試験でも32・3%と狭き門となっている。バスやタクシーの安全運行が問われるなか、試験内容の難易度も上昇傾向にある。国家試験である運行管理者は大きく旅客と貨物にわかれ、事業者数の多い貨物で年間…