児玉化学工業は28日、2016年3月期決算で債務超過になったことから、東京証券取引所の「上場廃止に係わる猶予期間入り銘柄」に指定されたと発表した。為替評価損やインドネシア子会社で計画していた世界戦略車向けの部品供給に遅れが出たことで、操業度が悪化した。損失が膨らみ、16年3月末時点での純資産合計が6億3千万円に減少し、このうちの非支配株主持分の資…