ある男が深夜の二八そば屋で腹を満たす。16文の料金を「ひい、ふう、みい…」と八つまで数えて「今なんどきだい」。主人が「ヘぇ、九つでい」と答えるとすかさず「十、十一…十六、ご馳走様」と1文ごまかす◆よく知られた古典落語の「時そば」だ。せこさとずるさが笑える話。「せこい」の語源は寄席芸人の間の隠語という説がある。「客種が悪い」「下手」などの意味が一般…
ここからは有料記事になります。ログインしてご覧ください。
ある男が深夜の二八そば屋で腹を満たす。16文の料金を「ひい、ふう、みい…」と八つまで数えて「今なんどきだい」。主人が「ヘぇ、九つでい」と答えるとすかさず「十、十一…十六、ご馳走様」と1文ごまかす◆よく知られた古典落語の「時そば」だ。せこさとずるさが笑える話。「せこい」の語源は寄席芸人の間の隠語という説がある。「客種が悪い」「下手」などの意味が一般…
ここからは有料記事になります。ログインしてご覧ください。