16年は“冬籠り”の備えを十分にしておく必要がある(写真と本文は関係ありません)

2015年の国内自動車流通市場は先行き不透明な世相を反映してか、プラスとマイナスの材料が混在する「一進一退」の1年になった。業界全体では自動運転技術が話題を呼んだり、トヨタ自動車「プリウス」の燃費が40キロメートル/リットルに突入したりと、未来のモビリティー社会を予感させるシーンがあった。半面、販売現場には消費増税の影響が残り、多くの企業、事業者…