EGRバルブの高効率ライン。面積を中国工場に比べ6割削減した

ケーヒンは、1ドル=80円の超円高でも、海外に負けないコスト競争力のある生産ラインを宮城県の工場で稼働させた。一時は中国やタイの工場に生産を移管した製品を、順次、日本に戻している。新興国では労務費の上昇により、コストダウンの必要性が高まっている。グローバルでのコスト競争力を高めるため、工法や設備を日本で開発し、海外にも展開する“マザー”としての機…