CX―3の生産を手掛ける本社工場

マツダは「CX―3」の開発で担当の壁を超えたものづくりに取り組んだ。そこには「共に一つのものを創造していこうとする『共創』という概念がある」と素利孝久常務執行役員は胸を張る。商品企画の初期段階から生産やデザイン、開発、営業などが部門を超えてクルマづくりを行うことにより、技術革新の促進や量産までの効率を高めようとするものだ。クルマづくりの思想を一つ…