年の瀬に駆け込みで行われた衆議院選挙が終わり、国会の勢力図は一強多弱で選挙前とほぼ変わらない。結果が予想できただけに「何のための選挙か」との疑問を抱く有権者も少なくなかったせいか、投票率は小選挙区で過去最低を記録し、国政への国民の関心が高まらないことへの危機感が募る◆期日前投票などの制度があるものの「行けなかった」のであるならばまだ理解できる。し…