日本の初代総理大臣、伊藤博文が、中国で民族運動家の凶弾に倒れたのが、ちょうど１００年前。明治維新から日露戦争を経て、日本が本格的な近代化に歩みだそうとする２０世紀初頭の事件だった。その後の日本は、大正期の文化の発展や大震災、太平洋戦争、昭和期の高度経済成長と、まさに激動の１００年を経験したことになる◆米国発の世界同時不況は、１００年に１度の危機と…