乗用車の保有台数が増加基調となっている。日本自動車工業会(豊田章男会長)がまとめた2013年度の乗用車市場動向調査によると、全世帯に占める乗用車の保有率は13年度、82・0%と過去30年間で最も高い水準となった。ただ、保有期間が長期化している傾向に変わりはなく、ユーザーのダウンサイズ志向も顕著になっている。代替サイクルが伸びる中、新車市場の主役は…