価値追求への挑戦が始まっている(防府第2工場)

「新興国固有の商品は絶対に出さない」(小飼雅道社長)―。他の自動車メーカーと同じようにマツダにとっても今後、市場の成長が期待される新興国市場は重要だ。しかし、小飼社長は低価格を優先させて機能をそぎ落とした商品は考えていない。「走る喜びと優れた安全、環境性能で世界一になり、需要を引き出す」と強気だ。そこにはモノ造り革新で実現した商品力への自信がうか…