クルマを運転するのは人。安全技術はあくまで運転支援装置だ

2015年をめどに交通事故死者数を3千人以下にし、世界一安全な交通社会の実現を目指す日本。昨年の交通事故死者数は4411人で12年連続で減少したものの、未だ年間82万人を超える人が死傷しているのが実情だ。その中で自動車メーカーが企業の社会的責任として取り組むのは、クルマの乗員を事故から守り事故を回避する技術開発だけでなく、歩行者や自転車も含め交通…