点検整備を怠ると重大な事故につながるケースも(写真はイメージ)

自動車の使用年数が長期化している。車の耐久性向上や景気後退などで長期使用車は増加傾向にあり、初度登録から10年を超える車は保有台数の3割を超えている。長期使用車の増加で危ぐされるのが、部品の劣化や摩耗などが起因する故障や事故だ。自動車整備業界は、長期使用車ならではの不具合発生個所をよく理解し、故障や事故を未然に防ぐ「予防整備」の実施が求められる。…