工場のフロントは、お客さんにとってどのような場所であるべきでしょうか?  父が亡くなり、中部地方にある実家の整備工場を継ぐことになった川口公一さん。当時40歳と働きざかりの川口さんは、展示会などの運営会社に勤務していました。社長になって、最初に気になったのは素っ気ない作りのフロントだったと言います。先代は大口の法人客を多く抱えており、個人客に目配…