日米欧の同時リセッション(景気後退)が現実味を帯びてきた。国内総生産(GDP)はマイナス基調を示し、個人消費も低調になっている。有識者は世界経済が中国やインドなどの新興国頼みになると予測する半面で、日米欧の消費をエンジンにしてきた新興国側にも深刻な影響を与えると指摘する◆もはや世界の経済が自国のみで成立することはなく、相互に依存しあう関係。グロー…