7月20日の参院選後、政治空白が続いている。昨年10月の衆院選に続いて大敗した自民党だが、総裁の石破茂首相は続投に執着。党所属議員や複数の都道府県連から臨時の総裁選の前倒し要求が相次ぐ中、今月7日の記者会見で党総裁を辞任する意向を表明した◆石破首相は、辞任を決めた最大の理由に米国との関税交渉の合意を挙げたが、自動車・自動車部品関税に関して成果があ…