ステランティスジャパン(成田仁社長、東京都港区)は2日、プジョーブランドのSUV「3008」を8年ぶりに全面改良し、同日発売した。内外装やパワートレインを刷新したほか、ステランティスの次世代プラットフォーム「ステラミディアム」をステランティス傘下の全ブランドを通じて初採用した。年内には電気自動車(EV)「e3008」も追加する。年販2千台を目指す。

 3008は同社のフラッグシップモデル。新型は3代目となる。外観は従来と比べてクーペ調のデザインに変更。フロントフェイスにライオンの爪痕をモチーフにしたLEDデイタイムランニングライトを採用し、プジョーらしさを強調した。パワートレインは48㌾系マイルドハイブリッドシステムを採用。燃費は19.4㌔㍍/㍑(WLTCモード)。

 3グレードを用意した。価格は489万~558万円(消費税込み)で旧型と同等のレンジに据え置いた。