あいおいニッセイ同和損害保険の東京中央支店は、東京都港区に「テレマティクス交通安全マップ」を寄贈した。テレマティクス自動車保険を通じて得た自動車の走行データを活用し、交通量や急減速の発生率などを表示して地域道路の危険箇所を可視化したのが特徴。港区は小学校など計63の区立施設に提供し、子どもの交通事故防止や安全確保に役立てる。同社の麻田明利理事・東京中央支店長は「今後も事故を起こさない社会の実現を目指し、地域課題解決や交通安全の取り組みに貢献していく」と述べた。
同社は、社会貢献活動の一環でテレマティクス交通安全マップを全国の自治体などに提供している。港区教育委員会では、区立保育園・幼稚園の園外活動時の安全指導や、区立小学校での課外活動の事前指導、登下校時の安全指導などに活用するという。今後は、港区と協力して私立施設にも提供の案内を行っていく考えだ。