日本自動車輸入組合(JAIA、上野金太郎理事長)が7日発表した2024年10月の外国メーカー車新規登録台数は、前年同月比3.2%減1万5946台となり10カ月連続で減少した。乗用車でBMWミニやポルシェなど8ブランドが10月として過去最高となった一方、フォルクスワーゲン(VW)が同46.2%減の1181台になるなどボリュームの大きい主要銘柄で落ち込みが目立ったことが影響した。登録車全体に占める外国メーカー車のシェアは、同0.6㌽減の6.2%だった。
輸入電気自動車(EV)の販売台数は同3.9%減の1906台で、3カ月連続のマイナスだった。外国メーカー車に占めるEVのシェアは12.0%で横ばいだった。
価格帯別では「1千万円以上」が同7.3%減の2658台となり、4カ月ぶりに減少。「400万円未満」は同36.1%減の2178台で、8カ月連続のマイナスだった。一方、「400万円以上1千万円未満」は同9・8%増の1万212台で、3カ月ぶりにプラスへ転じた。
日本メーカー車を含む輸入車全体は、同25.1%増の2万7141台で、2カ月ぶりに増加。このうち、日本メーカー車は前年実績の約2・1倍となる1万1195台となり、11カ月連続のプラスだった。