ホンダは、2024年夏に発売する新型の燃料電池車(FCV)で個人向けの比率を5割以上に引き上げる。21年に生産終了した「クラリティ」のFCVはほぼ全ての客先が自治体や法人だった。「究極のエコカー」と期待されながらも普及の芽が出ず、「大型車や建機、定置電源の動力源」というイメージも定着しつつあるFCの世界。ただ、水素社会の形成には乗用車での普及も必…