日本自動車輸入組合(JAIA、上野金太郎理事長)が6日発表した2024年1月の外国メーカー車新規登録台数は、2カ月ぶりの前年割れとなる1万3739台(前年同月比11.9%減)だった。価格帯別で「400万円未満」の下げ幅が2割を超え、全体を押し下げた。登録車全体に占める外国メーカー車のシェアは6.3%(同0.5㌽減)。輸入電気自動車(EV)の販売台数は1186台(同11.0%増)で、外国メーカー車に占めるシェアは8.6%(同1.8㌽増)だった。

 400万円未満の登録台数は3012台(同23.4%減)となり、落ち幅が2カ月ぶりに2割を超えた。価格帯別で台数が最も多い「400万円以上1千万円未満」も7400台(同9.5%減)と2カ月ぶりに前年を割り込んだ。「1千万円以上」は1年5カ月連続プラスの2736台(同2.6%増)だった。

 乗用車のブランド別ではメルセデス・ベンツが3349台(同9.4%減)で首位。2位はフォルクスワーゲン、3位はBMWだった。

 日本メーカー車を含む輸入車全体は1万8319台(同8.9%減)。このうち日本メーカー車は4580台(同1.8%増)で2カ月連続のプラスだった。