メルセデス・ベンツ日本(MBJ、上野金太郎社長、東京都港区)は12日、新型「Eクラス」を発表した。全面改良は約7年半ぶり。セダンとステーションワゴンを投入し、48ボルトのマイルドハイブリッド機構で全モデルを電動化した。セダンではプラグインハイブリッド車(PHV)も用意した。発売は2月を予定する。

 パワートレインは、ガソリンターボエンジンとディーゼルターボエンジンの2種類。排気量はいずれも2リットル。ハイブリッド機構を組み合わせることで加速感や燃費性能を高めた。PHVは容量25.4キロワット時の車載電池を搭載し、電気自動車(EV)モードでの航続距離は112キロメートルと、日常生活で充分な距離を確保した。

 車両価格はセダンが894万円から、ステーションワゴンが928万円から。PHVは988万円(消費税込み)。