いすゞ自動車とホンダは22日、燃料電池(FC)大型トラックの走行実証を始めたと発表した。2024年9月まで実証し、27年の市場導入を目指す。

 いすゞは、藤沢工場(神奈川県藤沢市)と栃木工場(栃木県栃木市)、ホンダはホンダロジスティクスの埼玉県の事業所と寄居工場(埼玉県寄居町)でFCトラックを走らせる。ホンダは実際の完成車生産で使用する部品を、いすゞは実証用のウエート(おもり)を運ぶ。走行性能や荷役の実用性、水素充填を含めた運行管理システムといった市場適合性を検証する。